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 大学院2016年度(一橋大学)政治史Uシラバス


政治学T 
総合社会科学専攻 人間・社会形成研究分野 夏学期・火曜日3時限 2単位

■講義題目
戦後日本政治の展開過程

■授業概要
現代日本政治にかかわるいくつかのトピックを取り上げ、文献を講読していく予定です。

■研究科(専攻)・学年の指定
大学院学生。

■授業の目的・到達目標と方法
大学院で歴史的アプローチを用いつつ政治学を研究する学生のための入門的な授業です。本や論文を講読しながら分析手法について学びます。政治学あるいは歴史学を専攻する学生を主たる対象とします。
あくまでも入門的な授業であるため、研究史的な方法論よりも、論文の作成に関わる分析手法について理解を深めることを主たる目標とします。

■授業の内容・計画

前半で「政治過程論としての政治史学」、後半では「政治学の歴史的制度論」を取り上げる予定です。

@イントロダクション
1.政治過程論としての政治史学
A政治史とは
B政治発展
C政治変動
D連合政治
E国家―社会関係
F国際要因
G比較分析
2.政治学の歴史的制度論
H制度論とは
I歴史的制度論(1)
J歴史的制度論(2)
K歴史的制度論(3)
L歴史的制度論(4)
M歴史的制度論(5)
N構成主義

■テキスト・参考文献
『ポリティクス・イン・タイム』、ポール・ピアソン、勁草書房、ISBN 978-4-326-30187-4、をテキストとして使用する予定です。これ以外は教員が用意し、プリントアウトをしてもらう予定です。

■他の授業科目との関連
社会学研究科の他の政治学の科目(「政治学」など)と緊密な関係があります。

■成績評価の方法
出席40%、報告40%、発言20%。

■成績評価基準の内容
4回以上の欠席、報告回の欠席の場合には、単位を修得するのに必要な最低の基準を満たしていないと判断します。

■受講生に対するメッセージ
政治学を専攻する学生はもちろん、隣接諸分野で政治にかかわる研究を行う学生も歓迎します。