大学院2022年度(一橋大学)政治学Aシラバス
■授業概要
全員がコメントカードを事前に書き、それぞれに報告してもらい、それを手掛かりにディスカッションします。初回は4月12日火曜日の3限です。必ず出席してください。基本的に対面で行いますが、万が一、入国できない留学生が多い場合には、オンラインで行うことも検討します。入国できない留学生は、あらかじめメールで私宛にご連絡ください。また、使用する予定の4冊の本の入手を早めにお願いいたします。
■授業の内容・計画
「民主主義」「ポピュリズム」「権威主義」などの政治体制に関する文献を講読していく予定です。
1.オリエンテーション
2.待鳥聡史『代表制民主主義―「民意」と「政治家」を問い直す』
3.同上
4.同上
5.吉田徹『くじ引き民主主義―政治にイノヴェーションを起こす』
6.同上
7.同上
8.カス・ミュデ+クリストバル・ロビラ・カルトワッセル『ポピュリズムーデモクラシーの敵と友』
9.同上
10.同上
11.エリカ・フランツ『権威主義―独裁政治の歴史と変貌』
12.同上
13.同上
■テキスト・参考文献
以下の文献を読みます。
@待鳥聡史『代表制民主主義―「民意」と「政治家」を問い直す』中公新書、2015年。
A吉田徹『くじ引き民主主義―政治にイノヴェーションを起こす』光文社新書、2021年。
Bカス・ミュデ+クリストバル・ロビラ・カルトワッセル『ポピュリズムーデモクラシーの敵と友』白水社、2018年。
Cエリカ・フランツ『権威主義―独裁政治の歴史と変貌』白水社、2021年。
各3回ずつ
■他の授業科目との関連
社会学研究科の他の政治学の科目と緊密な関係があります。
■成績評価の方法
出席40%、報告30%、期末レポート30%。3回以上の欠席の場合には、単位を修得するのに必要な最低の基準を満たしていないと判断します。コメントカードを提出しない回は、欠席とみなします。
■受講生に対するメッセージ
政治学を専攻する学生はもちろん、隣接諸分野で政治にかかわる研究を行う学生も歓迎します。
|